身代わり伯爵二次創作【現代版】 会話文 その2
ちょっと先の記事と雰囲気や設定が異なるので別記事にしてみました。
こちらは理人×未鈴の会話です。ちょこっと他のひとも出てきます。短めです。
「……一体なんでこんな……でもふざけてる感じじゃなかったし。自分じゃよくわからないけど似合ってる……の?
――――あ」
「…………未鈴?」
「っ~~~!
…………み、見た……?」
「ええ。どうしたんです、その、……犬の耳の飾り? ですか?」
「こ、これは理久が! ……理久っていうか、理久の友だちが「似合うと思って」っていきなりくれたの」
「――もしかして、理事長の」
「そう。弟さん。もらっときなよ可愛いし☆って理久は言うけど、……似合わないわよね。こんなのはもっと可愛げのある女の子らしい――」
「いえ、似合ってますよ。(他の男にもらったと聞くとちょっと複雑ですが)可愛いです」
(な、なんか今変な間がなかった?)
「それにこの色……昔俺が飼ってた犬を思い出すな」
「えっ。理人、犬を飼ってたことがあるの?」
「ええ。すごく元気できかん気の強い犬でしたけど、なぜか俺にはなついてくれて。家にいるときはほとんどずっと一緒でしたね。同じ寝台で寝てましたし」
「へえ、仲良しだったのねえ。うちはパン屋だし動物飼えないからうらやましいわ。ね、もっと聞かせて。他にはどんなことしてたの?」
「他ですか。そうだな……こうやって」
「へ? ……わわっ」
「ぎゅっと抱きしめて、頭を撫でてあげるとすごく喜んでました」
「そっ……そうなんだ……。
(な、なんかいつの間にかすっごい密着してるんだけど! でも恋人だったらこれくらい普通なの……? それに理人、なんだかすごく懐かしそうな顔してるし。いい思い出なんだったら、それを壊すようなことをしても悪いし……)
……え、と」
「ん? なんですか?――っ」
「……きっとそのわんちゃんもね。理人のことが大好きで、ほんとはこんな風にぎゅって、抱き締め返したかったんじゃないかなって……
? 理人、 どうかした?」
「なんでそんな風に、無自覚に可愛いことをしかけてくるんですか……あやうく乗せられるところだった」
「は?」
「―――いや。少し邪魔だと思ってたものの存在が今ほどありがたく感じられたことはないなと」
「な、何の話?」
---------
(犬耳つき上目遣い。あげく抱きしめ返されるとか、そんな必殺技くりだされちゃったらねえ)
声を押し殺して笑う理久に、同じく身をひそめていた理事長が耳打ちをする。
(ーーーどうやらずいぶん前から気取られてたようだな)
(もーぼくたちのことなんか気にせずぐっと男らしく迫ればいいのにぃ)
(しかしきわどかったみたいですから次回こそ期待できるのではと! 未鈴さんにはこの調子で頑張っていただきたいですわー♪)
物陰からかすかに聞こえるひそひそ話。
話している3人にため息をつきたい気持ちと少しばかりの感謝を抱きつつ、理人はきょとんとした顔でこちらを見上げてくる未鈴の頭を一撫でしたのでしたとさ。
おわり
ありがとうございました。
さっきの糖分控えめだったので、今回は通常な感じのそれで。
会話だけだといろいろわかりにくい部分あるかもしれません。気づいたら直しますのでー。
それでは今回もご覧いただきましてありがとうございました☆
次の更新は10月の新刊ショックがおさまったころ(の予定)です(・∀・)ノ
こちらは理人×未鈴の会話です。ちょこっと他のひとも出てきます。短めです。
「……一体なんでこんな……でもふざけてる感じじゃなかったし。自分じゃよくわからないけど似合ってる……の?
――――あ」
「…………未鈴?」
「っ~~~!
…………み、見た……?」
「ええ。どうしたんです、その、……犬の耳の飾り? ですか?」
「こ、これは理久が! ……理久っていうか、理久の友だちが「似合うと思って」っていきなりくれたの」
「――もしかして、理事長の」
「そう。弟さん。もらっときなよ可愛いし☆って理久は言うけど、……似合わないわよね。こんなのはもっと可愛げのある女の子らしい――」
「いえ、似合ってますよ。(他の男にもらったと聞くとちょっと複雑ですが)可愛いです」
(な、なんか今変な間がなかった?)
「それにこの色……昔俺が飼ってた犬を思い出すな」
「えっ。理人、犬を飼ってたことがあるの?」
「ええ。すごく元気できかん気の強い犬でしたけど、なぜか俺にはなついてくれて。家にいるときはほとんどずっと一緒でしたね。同じ寝台で寝てましたし」
「へえ、仲良しだったのねえ。うちはパン屋だし動物飼えないからうらやましいわ。ね、もっと聞かせて。他にはどんなことしてたの?」
「他ですか。そうだな……こうやって」
「へ? ……わわっ」
「ぎゅっと抱きしめて、頭を撫でてあげるとすごく喜んでました」
「そっ……そうなんだ……。
(な、なんかいつの間にかすっごい密着してるんだけど! でも恋人だったらこれくらい普通なの……? それに理人、なんだかすごく懐かしそうな顔してるし。いい思い出なんだったら、それを壊すようなことをしても悪いし……)
……え、と」
「ん? なんですか?――っ」
「……きっとそのわんちゃんもね。理人のことが大好きで、ほんとはこんな風にぎゅって、抱き締め返したかったんじゃないかなって……
? 理人、 どうかした?」
「なんでそんな風に、無自覚に可愛いことをしかけてくるんですか……あやうく乗せられるところだった」
「は?」
「―――いや。少し邪魔だと思ってたものの存在が今ほどありがたく感じられたことはないなと」
「な、何の話?」
---------
(犬耳つき上目遣い。あげく抱きしめ返されるとか、そんな必殺技くりだされちゃったらねえ)
声を押し殺して笑う理久に、同じく身をひそめていた理事長が耳打ちをする。
(ーーーどうやらずいぶん前から気取られてたようだな)
(もーぼくたちのことなんか気にせずぐっと男らしく迫ればいいのにぃ)
(しかしきわどかったみたいですから次回こそ期待できるのではと! 未鈴さんにはこの調子で頑張っていただきたいですわー♪)
物陰からかすかに聞こえるひそひそ話。
話している3人にため息をつきたい気持ちと少しばかりの感謝を抱きつつ、理人はきょとんとした顔でこちらを見上げてくる未鈴の頭を一撫でしたのでしたとさ。
おわり
ありがとうございました。
さっきの糖分控えめだったので、今回は通常な感じのそれで。
会話だけだといろいろわかりにくい部分あるかもしれません。気づいたら直しますのでー。
それでは今回もご覧いただきましてありがとうございました☆
次の更新は10月の新刊ショックがおさまったころ(の予定)です(・∀・)ノ
この記事へのコメント
犬耳も両方可愛いです ╹◡╹
前から猫耳似合いそうと思っていましたが、
犬耳もいい感じですね。
会話文だけでも雰囲気伝わってきましたから
大丈夫だと思います(*^^*)
長くても短くても、穂村さまの文章好きです。
楽しいお話をごちそうさまでした!
梓さまこんばんは(・∀・)コメントありがとうございます。何やらちょっとマニアックな香りが漂う(?)現代版でしたが楽しんでいただけたみたいでよかったです^^
ミレーユ(未鈴)のキャラを考えた時、兎や猫も可愛いけどルドヴィックさんにも「前飼ってた犬に似てる」って言われてたし、ここは犬かなと。
大好き!って感情がまるわかりなところとか、元気に走り回る感じが犬に似……とかいうと未鈴に怒られそうですが 笑。
文章が好き、って言っていただけてとても嬉しいです**
そんなお言葉をもらいながらなかなか更新できずにすみません……いつも温かなコメントを本当にありがとうございます。
こんな動きのないブログですが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします~<(_ _)>